Tech & Design LAB

移転がてらカウンターとデスクを自作した

#DIY
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こんにちは、エンジニアの肥前です。今年はトレイルランの他にトライアスロンに出てみようと思って色々と調べていたのですが、スイムの練習はけっこう時間を取られそうで躊躇しています。ランとバイクは通勤とトレーニングを兼ねられるので都合がよいのですが。夏とか通勤スイムしたくないですか。

今回はオフィスのカウンターとデスクを自作した話を紹介します。5記事目にしてさっそく脱線気味ですが、一応、広義の技術の話として。私の通っていた高校では技術の授業でボール盤やベルトサンダーなどの工作機械を扱う実習があったので木工工作にはある程度馴染みがあります。そのかわり電子工作はあまりやらなかったので半田付けが下手で、昔同僚と自作PCを組んだ時には呆れられたりもしましたが。

背景

さて、本題です。我々HiCustomer社は今月オフィスを移転したのですが、その際にカウンターと追加のデスクを用意することにしました。既製品も検討しましたが、楽しそうだった用途に合ったものが比較的安価に製作できそうだったので自作に踏み切りました。下記の要件に沿って仕様を検討します:

カウンター

デスク

共通

仕様

上記を踏まえて、下記のような仕様に落ち着きました。天板はネットで注文できる材木店にカットと塗装までお願いし、脚は別途取り寄せます。

カウンター

デスク

カウンター、デスク共に素材は耐久性と明るい色味でラバーウッド (ゴムの木) を選びました。テーブルの天板としてはよく使われるようです。人が座る面は断面を丸めるボーズ面加工を施して長時間手を置いていても痛くならないようにします。

ラバーウッドの天板

ボーズ面

カウンターは大きくて高さもあるので圧迫感を抑えるために少し華奢な見た目のものを採用しましたが、耐荷重は80kgとある程度余裕があります。アイテムが増えた際にも素材を統一したかったので定番の黒いスチール脚で揃えました。

組み立て

組み立てていきます。といっても脚を付けるだけです。写真はカウンターのものですが、デスクも同様です。

こんな状態で届きます。3本反りどめが埋め込まれています。ラバーウッドの集成材はそんなに反らないはずですが、こちらは大きいので念のため。

天板の写真撮りたいって言ったら社長がうしろで支えてくれました。このカット別に欲しくなかったんですけどせっかくなので載せておきます。

ドリルで下穴を開けて、

木ネジで脚を固定します。電動ドライバーのスミヨセアダプターがあると壁際や狭いところでも使えて便利。

最後は手締めで。

完成しました。みんな別々のことやってますね。スツールはみんな大好き IKEA です。

デスクはこんな感じ。

まとめ

今のところ快適に使えており概ね好評です。スタートアップのオフィスはすぐに手狭になりがちですが、このように多目的に使えるスペースがあると場所が有効に使えて良いですね。立っても座っても使えるので、姿勢を変えながら仕事ができて腰にも優しいです。

カウンターが完成した時には奥行きは 800mm でも十分だったかな、とも思いましたが対面して打ち合わせをする時などはこのくらいの距離があったほうが快適です。あとデスクにケーブル孔を開けるか迷って結局開けなかったのですが、やはりあったほうがよかったという声があったので次のロットでは検討してみようかと思います。ディスプレイアームを使うのであれば結局デスク同士を離して使うかなと思ったのですが、ディスプレイを机から生やしたがるのはエンジニアの島にいるメンバーばかりなんですよね。便利なのにね。

また、デスクとカウンターを自作するにあたり、zaim の閑歳さんの記事をかなり参考にさせていただきました。ありがとうございます!ボーズ面最高。

体に優しいオフィスデスクを自作すると社員の満足度がめっちゃ上がる #Zaim|unicco

席、用意しておきました

HiCustomer ではこの席に座って仕事をしてくれるエンジニアを積極的に募集しています。モニターは4Kで椅子はランバーサポートとヘッドレスト付きの Bezel ですよ。少しでも興味をお持ちいただけた方、ぜひオフィスに遊びに来てください。

弊社、カタンとパープレクサス完備しております。

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プロダクトマネージャ

サーバーレスやGoが好きです。最近はコードから離れ、ユーザーインタビューやプロトタイピングを通じてプロダクトの設計を行っています。週末は山を走ったりしています。